ドル円は161円台後半で推移、米CPIを控え様子見ムード=東京為替概況【2024年7月11日】

ドル円の動向

東京終盤のドル円は161円台後半で小動きです。午前中には前日のドル高円安の反動や介入警戒感から一時161円半ばまで押し戻されましたが、その後は日経平均やアジア株の上昇を背景に円売りが入り、午前の下げを帳消ししました。ただし、日本時間今夜9時30分に発表される6月の米消費者物価指数(CPI)を控えて様子見ムードが広がっており、値幅は限定的となっています。

ユーロドルの動向

ユーロドルは午前中に一時1.0840付近まで強含みましたが、その後上げが一服しました。

クロス円の動向

クロス円は日経平均やアジア株の上昇に伴い、リスク選好の動きから円安方向に振れています。ユーロ円は175.31付近まで上昇し、史上最高値を更新しました。豪ドル円も1991年以来33年ぶりの高値水準となる109.37付近まで上昇しています。